ムドゥルヌ Mudurnu

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洗濯小屋のある町

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黒海沿岸地域西部、ボル県南西部の小都市である。県都ボルから52㎞、首都アンカラへは約200㎞の位置である。都市部の人口4,856人(2007年)。
歴史は古代に遡ることができ、ビザンツ時代には丘の上に城塞が築かれた町である。アンカラからイスタンブルへ山道を抜ける旧交易ルート沿いの拠点であり、町はバザールを中心に、山々に囲まれた谷間に広がる。歴史的建造物としては、14世紀後半に複合施設として建造されたユルドゥルム・バヤジッド・モスクYıldırım Bayezid Camii(1374年) とハマムYıldırım Bayezid Hamamı(1382年) が修復されながら、現在もそれぞれ機能している。ハマムは一時期閉鎖していたが、近年、修復され、男性用、女性用共にハマムとして営業している。

バザールは街道に接する形で東側に位置し、南北に延びるメインストリートと並行する3つの通りと直交する路地によって、グリッド状の平面構成をとっている。通りに並ぶ店舗群はほとんどが2階建ての小規模店舗となっている。靴修理、金物や馬具などの工房もあり、バザールは今後保存される方向である。メインストリートを挟んでバザールと反対側の広場を中心に土曜市が立つ。広場と広場の南側の通りに露店が並び、村の生産物は広場の南東角に付属する屋根付のエリアで女性達によって販売されている。広場北西角の屋根付エリアは魚屋専用であり、冬期のみ営業している。

山に囲まれた町は斜面地に住宅街が広がり、伝統的な木造民家も多く、修復、保存され、新たにホテルとして活用されている民家もある。中でも19世紀にフランス人建築家によって設計されたアルムトチュラル邸Armutçular Konağıは、随所に装飾が施された邸宅である。現在は一般公開されていないが、全体のプロポーションやバルコニーなどの細かい装飾など、外から眺めるだけでもその魅力を堪能することができる。
また、ムドゥルヌには地区ごとに洗濯小屋が残されており、地域のコミュニティの場として、現在も活用されている。

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バザールエリア図 Çarşı

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バザールの東西に長くのびる通り Çarşı, Mudurnu

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土曜日に立つ露天市。村人が農産物を販売するエリア Pazar, Mudurnu


ムドゥルヌのみどころ Mudurnu tarih eserler
ムドゥルヌの洗濯小屋 Mudurnu Çamaşırhane