カッパドキア

アナトリア高原の火山によってできた大地「カッパドキア」

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古代の地理においてCappadocia (「美しい馬の地」を意味するペルシア語:Katpatukに由来、トルコ語:Kapadokya)は、小アジア(現代のトルコ)の広大な内陸地域を指した。ヘロドトスの時代には、「カッパドキア人」がタウルス山脈から「ユークシン(Euxine、すなわち黒海)」までのすべての地域を支配した。この意味でのカッパドキアは、南ではタウルス山脈と、東ではユーフラテス川と、北はポントス地方(黒海沿岸部)と、西はおよそトゥズ湖と境界を接していた。だが、その境界を正確に定義することは不可能である。その国の多少とも詳細な記録を記したただ一人の古代の著述家ストラボンは、その大きさを非常に誇張したが、現在は長さ約250マイル、幅150マイル以下の範囲だったと考えられている。


■市街図
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■施設と解説

(1)洞穴住居

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いたるところに洞穴が掘られています。
堆積した凝灰岩で、掘りやすいといえど並みの穴の数ではありません。
これは、4世紀ころにアラブ人から逃れたキリスト教徒が住居として掘ったものだそうです。
その後のオスマン・トルコの時代も含め、キリスト教とイスラム教の共存など歴史上の出来事と、殺伐とした洞穴生活は、私には想像もつきません。


(2)奇岩群

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妖精の煙突と呼ばれる奇岩群、ギョレメ谷、ギョレメ国立公園、岩窟教会、カイマクル・デリンクユあるいはオズコナックの地下都市、ゼルヴェ谷、ウチヒサルの岩の要塞、ウフララ谷とソガンリなど見どころは非常に多岐に亘ります。ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群は世界遺産にも登録されています。

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